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2016-09-19

和紙用具づくり体験会②

〈体験② 簀編み〉
簀は竹ひごを生糸で編んで作ります。
鉛の入った糸巻きを手前と向こう側に交互に渡していく単調な作業ですが、糸が絡まらないように、ひごがたるまないように、一定の方向・一定のリズムで手を動かすのはとても難しいものでした。


万一糸が切れれば、継げばいいわけではありません。
1本くらいひごがたるんでいても…では済みません。
わずかな継ぎ目・たるみも紙の仕上がりに投影されてしまうので、些細な「隙」も許されないのです。
均一な編み上がりにするために、職人さんは工房のカーテンを閉め切り、簀の表面が見やすい位置に固定された照明の下で作業するそうです。


写真の赤い丸で囲った部分は体験者が編んだ箇所。
力加減がまちまちなため、表面がガタガタです。
黄色い丸で囲った部分は職人さんが編んだ箇所。
均一で滑らかな編み上がりですね。

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