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2016-06-12

再会②

本当は徳島で1泊して帰る予定でしたが、せっかく四国に来たし、紙も持参しているし…ということで、急遽、高知県へ向かうことにしました。
目指すは、私が最初に紙漉きを教えていただいた梼原(ゆすはら)町のロギール・アウテンボーガルトさんの工房です。
ロギールさんは(たしか)26歳の時、母国のオランダでたまたま手にした和紙に魅せられ、シベリア鉄道を乗り継いで来日。
日本の和紙産地を何カ所か巡り、最終的に土佐和紙の高知県いの町で修行されました。
現在は梼原の地で、紙漉き工房兼民宿の「かみこや」を営み、機械や化学薬品を使わない古来の製法を守りつつ、楮や三椏の栽培から紙づくりを行っていらっしゃいます。
枯風庵の紙づくりは、技術・心構え共に、この地で教えていただいたものです。
2年半ぶりの突然の訪問にもかかわらず、ロギールさんも奥様も、暖かく迎えてくださいました。
昨日同様、一人で漉いた紙をお見せすると、「よくここまで来ましたね。この紙が、あなたの卒業証書ですね」とありがたい言葉をいただきました。
たくさんの方の支えあってこその「今」を噛み締めながら、帰路に着きました。

写真は、以前の研修時に撮ったもの。
かみこやさんから見える山々と四国カルストはとても美しいのです。

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