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2013-12-10

紙漉き修行② ~土佐和紙 その4~

昨日、石灰水で煮た楮を水で洗い、水槽に入れて流水に晒す。
そして、細かいゴミを取り除く「チリ取り」の作業。
針先でつついた程度の極小のチリですら、紙になると目立つため、
慎重に、根気強く続けなければならない。
どのくらいの精度で取り除くかは、もちろん自分次第だけれど、
妥協したら自分に負ける気がして手を抜けない。

チリ取りが終わったら、昨日漉いたハガキの余計な水分を取る「圧搾」。
車を持ち上げる2tジャッキを使って、ゆっくり搾る。
圧搾

そして…本日は流し漉き実習である。
まずは、紙料の準備から。
紙を漉く際、楮などの皮をほぐして水に溶くのだが、
そこにもう一つ、あるものを加える。
それは、「ネリ」と呼ばれるトロロアオイの粘液。
オクラのネバネバを想像してもらうと分かりやすいだろうか。
この粘液を混ぜると、トロみがつくため、
簾から落ちる水のスピードが遅くなって、紙が漉きやすくなる。
流し漉きでは特に、「ネリ」は欠かせない。
トロロアオイの根っこを叩くとこの通り、粘液が出てくる。
トロロアオイ

準備が整ったら、さっそく漉きを開始。
これがまぁ、お手本で見るより何倍、何十倍も難しい。
まるでロボットですな。

漉き終わった紙を重ねていく作業はこちら。

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