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2013-12-09

紙漉き修行② ~土佐和紙 その3~

紙漉き研修2日目。
今日から「漉き」の実践が始まる。
その前に、鬼皮をへぐった白皮を煮る作業から。

白皮を煮る際、古来の技法では全国的に木灰を使うのが一般的だが、
高知は世界有数の石灰岩の産地で、消石灰を用いるのが特徴だそうだ。
鍋に原料と消石灰を加えた水を入れ、点火。
数時間掛けてゆっくり煮る。
強いアルカリ溶液で、繊維を柔らかくすることが目的だ。
鍋を仕掛けたら、お待ちかねの「漉き」実習が待っている。
煮熟

和紙の漉き方には「溜め漉き」と「流し漉き」という2種類の方法がある。
「溜め漉き」は簾桁をほとんど動かさない漉き方で、
はがきや名刺などの厚い紙をつくるのに適している。
「流し漉き」は、普段テレビなどでよく見る手法。
何度も簾桁を揺すって紙を漉き上げる。
こちらは厚い紙もできるけれど、薄い紙をつくるのに向いている。

今日はまず溜め漉きを習った。
はがき2枚分の簾桁で紙料をすくい、厚みが偏らないように
少しだけ揺すって、後は水が自然に落ちるのを待つ。
どんな厚さにするかにもよるが、一枚漉き上がるのに時間が掛かる。
気長に、ゆっくりと、繰り返す。
溜め漉き

上手くできたかな。
はがき

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