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2013-10-06

原点

北欧音楽をベースにして活動していらっしゃるインストバンドの
「Drakskip(ドレクスキップ)」さん。→
大阪の堀江で開かれたライブに行ってきた。
音楽性・技術性のクオリティの高さに感動したのはもちろんだが、
それ以上に印象的だったのは、皆さんが本当に楽しそうに演奏していらっしゃったこと。
見ているこちらまで楽しく、幸せに、笑顔になった。
そして、ふと思ったのだ。
「好きだからやる」、それでいい、それが大事なんじゃないかと。

私は、ものづくりに携わる目的も、自分の居場所、
「私」という「名前」を獲得するための手段でしかなかった。
厳しい世界で生き残るためにも、芸術性を究めるというのは、
誰も到達できない技術とオリジナリティを身に付けることだと思っていた。
オンリーワンになるためには、ナンバーワンにならなければいけない。
他者を圧倒し、相手が認めざるを得ないようなものを作らなければいけない。
そう意気込み、信じ込んでいた。

Drakskipさんの音楽から伝わってくるのは、溢れるほどの幸福感だった。
自分たちの音楽がこの上なく好きという気持ち。
楽しくて仕方がないという表情。
この方々にとっての「音楽」とは、「好き」という思いそのものだ。
「演奏」はすなわち「好き」の発信、聞いている私たちとの「好き」の共有。
ものづくりと同じだ。

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